前回の記事で、テレビの壁掛けをする際の金具を取り付けるための柱を2×4木材とディアウォールを使って立てるところまで無事にできました。
DIY初心者がテレビの壁掛けに挑戦!(前編)ディアウォールで棚を作る
今回は、その続きで金具の取り付けから、いよいよテレビ設置までの手順をご紹介します。
初心者でも簡単なテレビ壁掛け金具はこれ
DIY初心者でも簡単に作業ができそうな物を選びましたが、これで成功したので、選んで正解でした。迷っている方は、これを選ぶとよいかも。
Loctekのフルモーションフラットテレビマウント 型番:J2
色々な商品を調べましたが、最終的に「Loctekのフルモーションフラットテレビマウント 型番:J2」を選びました。ちなみに、私の選考基準は以下の通りです。
- 簡単に取り付けられる(最重要)
- 重さに強い
- 40インチ対応
- アームが伸びる
- 価格が安いと嬉しい
簡単に取り付けられる(最重要)
これは、絶対に重要視したかったところです。こういう作業で、上手くいかなかったらイライラしてしまったり、疲れてしまったり、いいことがないからです。
この商品は、他の方のレビューでも評判がよく、取り付けも割とスムーズに行ってそうだったので、これなら私でも上手に取り付けられるかなと思い決定しました。
重さに強い
この商品は、最大60kgまで耐えられると書いてあります。私のテレビは10kgもない軽いものを買ったので、ここまで必要ないかなと思いつつも、頑丈なものにしておいたら間違いないと考えました。
40インチ対応
私のテレビは40インチなのですが、この壁掛け金具は32インチから55インチまで対応しています。将来的に、大きなテレビになっても問題なく使えるでしょう。
アームが伸びる
テレビの壁掛け金具には、アームが伸びるものと伸びないものがあります。正直、アームを伸ばしてテレビを見るという使い方は考えていないのですが、伸びないものを選ぶと後悔すると考えたのです。
それは、テレビの後ろの配線です。ほとんどのテレビは、HDMIケーブルの挿し口はテレビ背面にあります。アームが伸びなければ、それらの抜き差しに非常に苦労すると思ったからです。
また、この金具はアームを閉じた時に、あまり出っ張らない(58mm)のも、この商品を選んだ理由です。
価格が安いと嬉しい
価格が安ければよかったのですが、こちらの商品は壁掛け金具としては、中くらいといったところでしょうか。金額にして、6,000円程度しました。
高い物だったら、1万円以上するものもあることを考えたら、私はこれで充分だと思います。
Loctekのテレビ壁掛け金具を使ったテレビ壁掛けの手順(画像つき)
まず、箱の中身の同封物はこんな感じです。
手順は非常にシンプルで、同封の取説にもわかりやすく書いてあります。
- 金具本体をボルトで壁に取り付ける
- テレビにブラケットを取り付ける
- テレビのブラケットを金具本体にひっかける
- テレビのブラケットと金具本体をビスで固定する
1.金具本体をボルトで壁に取り付ける
一番最初の作業ですが、ここが一番重要で大変です。
1人では難しい(というか無理)ので、この作業だけは誰かに手伝ってもらうことをおすすめします。
まず、ボルトを入れる箇所にドリル等で穴をあけます。少し見にくいですが、4箇所に穴をあけています。付属のボルトは4本あり、私はこの4本のみですが、人によっては追加でボルトを用意して、多めに固定する方もいるようです。
そして、誰かに金具本体を持ってもらって、モンキーレンチなどでボルトを回して固定します。(ちなみに、金具本体は6kgくらいあるので、一人ではかなり厳しい作業になるでしょう。)
※この作業では、金具が水平になるように細心の注意を払いましょう。(多少ならテレビ取り付け後に微調整できるようになっています。)
4箇所をボルトでしっかり固定できれば、もう壁掛けテレビの雰囲気が出来上がります。
2.テレビにブラケットを取り付ける
次に、テレビ側です。
付属のブラケットという穴がいっぱい空いた棒が2本入っているので、テレビ背面の4箇所の穴のところに付属のビスで止めます。このビスは4種類のサイズが入っていて、どのテレビにも合うようになっているようです。
3.テレビのブラケットを金具本体にひっかける
そして、先ほど取り付けたテレビのブラケットのフックの部分を、金具本体にひっかけます。
この時点で、手を放しても落ちることはありません。完成まで、あと少しです。
4.テレビのブラケットと金具本体をビスで固定する
最後に、ブラケットと金具本体を付属のビスで2箇所固定します。
これで、完全にがっちり固定されました。
テレビを壁掛けにしてみて
まず、何といってもテレビの下がスッキリしました。テレビ台って結構スペースを使っていたんだなと、無くしてみて気が付きました。家族も部屋が広くなったと喜んでくれたので、壁掛けに挑戦してよかったです。
この商品を使ったおかげで、そこまで大きな問題や苦労もなく、夢だったテレビの壁掛けを実現できました。この手順をつづった記事がどなたかの役に立てば幸いです。
ちなみに、この商品には、工具類(ドリル・ドライバー・モンキーレンチ)は入っていないので、用意する必要がありますので、ご注意ください。私も、モンキーレンチを持っていなかったので、作業中にホームセンターに買いに行く羽目になりました。こういった作業をする時に、電動ドライバーは本当に神器だと感じさせられました。
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